2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧
センダンの繁殖力はすごい。 海岸に近い自然林を観察してると、トウネズミモチが別格で、 アカメガシワ、エノキらと制空権を争ってる。 (栴檀)ムクロジ目センダン科センダン属。 日本(北限宮城県あたり)、アジア各地の熱帯・亜熱帯域に自生。 樹高は5-1…
いつかのなにかとつながっている。 いつかのなにかにつながる。 すべてのことに意味がある。 多様なアオイ科。 40年以上、クリエーターとしてコットンと取り組んだ。 西インド諸島やエジプトで、 コットンの花を観る機会はついになかったことが心残り。 そ…
はるか遠いいつか、 ヒトの痕跡などあっという間に覆いつくし、 氷と緑の地球に変えてしまうでしょう。 南関東では、 ヤブガラシとクズとサオトメカズラとツタ、 どの子が覇者になるのでしょうか。 (藪枯らし)ブドウ科ヤブガラシ属。 つる性多年草。3mく…
ウチの子は例年になく色白。それに繊細な雰囲気。 日照時間は十分なんだけど、土? 7月の異常気象の影響? 今年は出てくるのが遅くて、咲くまで確信が持てなかったくらい。 自然交配・・まさかね! (花八重葎)アカネ科ハナヤエムグラ属。 ヨーロッパ原産…
花も葉も実もうつくしい。 秋のトベラを開く豊かな実り。 (扉) トベラ科トベラ属。 原産、日本、東アジア。 花期、4~6月。花径、1cm。 白から次第に淡黄に変化。 芳香。 初夏、センダンとの香りのデュエットが最高。 樹高。8mくらいに。 雌雄異株。 雌雄花…
フシギウツクシイ、 森の海を漂うクラゲのよう。 (黄烏瓜)ウリ科カラスウリ属。 日本原産。全国に分布。 花期、6~9月。日没から翌日午後まで咲く。 花径、5~10cm。 夏の若い芽、秋に熟す実は食用に。 古くは塊根を天花粉(天花は雪のこと)に加工し、…
キング・オブ側溝植物園。 挿し木したちいさな鉢から根を伸ばして側溝に侵入。 本体の幹と侵入した根が同じくらいの太さになってる! 元の鉢は幹の横にくっついたオブジェ化(笑)。 初めて買ってから46年、ずっと僕を守ってくれている。 これからも、ずっと…
樹齢46年、側溝に根を伸ばした我が家の精霊の守り樹、デコラゴムノキに、 仲良く絡んで咲いている。 家の周り、あらゆるところに生育。 定期的に剪定しないとキリないけど、 イキルチカラのすばらしさを感じる。 花も葉も実もうつくしい。 植物たちへの感謝…
白いアベリアとピンクのエドワードゴーチャ。 春から晩秋までずっと咲き続ける。 のこり夏のヒカリ、つよくてキレイ。 abeedolia 'Edward Goucher'スイカズラ科ツクバネウツギ属。 シナツクバネウツギとユニフローラの交配種。アメリカで作出。 原種は、日…
コンクリートの割れ目や石垣の隙間でも生育する。 野生化したスガタはどこか馴染めずにいるよう。 遠いふるさとのソラを思い出している。 西インド諸島(West Indies)、カリブ海にあるがコロンブスがインドと勘違いで。 (唐綿)キョウチクトウ科(ガガイ…
巾1cmの側溝脇植物園で、今年も開花。 この子も連作障害あると思うけど、同じとこで3年目かな。 階段をぎりぎり避けて切られないとこ、狙ってるかのよう♪ これまで、家の周囲のコンクリートやアスファルトの隙間で咲いていたが、 ここ数年で絶えてしまっ…
キツネは古来より精霊や妖怪と。 のこり夏の白昼夢のような群生。 (狐の孫)キツネノマゴ科キツネノマゴ属。1年草。 本州以南の各地~東・南アジアに分布。 花径、8mmくらい。花期は8〜10月。 草丈、10~20cmくらい。 名の由来、花姿をキツネに見立て…
子の健康を願う、 うつくしいなまえ。 うつくしいにほんご。 うつくしい樹、 実をむすぶとハジマリノハジマリ。 (無患子)ムクロジ科ムクロジ属。 南アジア、東南アジア、東アジアの熱帯から亜熱帯域に分布。 日本では、新潟、東関東以西に。 果皮はサポニ…
セミがたくさん咲いています。 豊かな都心、夏の森の花。 (亜米利加梯梧)マメ科デイゴ属。 南アメリカ原産。 江戸時代末期に渡来した。 花期、6~9月ころ。花径、5~8cmくらい。 樹高、7mくらいに。 アルゼンチンとウルグアイの国花。 梯梧の名の由来…
風と、ヒカリと、ナツソラと、 たいようの花。 (向日葵)キク科ヒマワリ属。 原産地は北アメリカ。17世紀に渡来。 花期、7~9月。 学名Helianthus annuusは、ギリシャ語で太陽の花。 種は食用、ひまわり油の原料にも。 紀元前より作物として栽培されていた…
やさしい西風に乗ってわが園に。 5月下旬発芽。 いちばん花、咲きました。 さすが熱帯の子、びっくりするほど真夏♪ 本来多年草。 室内で冬越しできるかな。 (赤花綿)アオイ科トロロアオイ属(フヨウ属)。 原産、熱帯アジア。多年草。 別名、アベルモスク…
上部の花びらが三枚の子、咲きました。 初めての遭遇!ツユクサの他の種でもみたことない。 メガネちゃんはウチの園のあちこちで咲いていますが、ひとつだけ。 とくべつな、夏のおくりもの。 (眼鏡露草)ツユクサ科ツユクサ属。 原産地日本、東アジア。 日…
胸張って、まっすぐに夏。 美人オーラが清々しい。 (木槿)アオイ科フヨウ属。 インドや中国が原産。奈良時代に渡来。 花期、7~10月。 花径、20cm近くに。 夕方しぼんでも数日咲く。 10m以上の高木になる。 名の由来、中国名、槿(ムーチン)からの…
水辺や木洩れ日の下に驚くほどたくさんの植栽。 真夏、瑞々しく涼やかな花の咲くようすは、 日本の庭や緑地の原風景。 でも、この子のうつくしさを知る人は少ないんだろうなぁ。 (藪蘭)キジカクシ科(ユリ科)ヤブラン属(リリオペ属)。多年草。 原産地…
凛として、迷わず、うつくしく。 この子が咲くかぎり夏が好き。 (阿弗利加風蝶草)フウチョウソウ科クレオメ属。 熱帯アフリカ原産。1年草。 1999年(平成11年)に神戸で確認。 花径5~8mm。花期は7〜10月頃。 草丈、10~20cmくらい(南関東)。 名の…
うつくしい花束のよう。 華ある葉もうつくしい。 さらに蜜源植物。 真夏の木洩れ日のなか、 ゆれるスガタをずっと観ていたい。 (Buddleja)フジウツギ(ゴマノハグサ)科フジウツギ属。 原産地、中国西部。 花期、6~10月。 甘い香り。 樹高、3mくらいに…
真夏の川辺にフヨウが咲くと。 オワリノハジマリ。 (芙蓉)アオイ科フヨウ属。 原産地、日本、台湾、中国と推測。四国以西に自生。 花径、10~15cm。1日花。花期は7~10月。 樹高、3mくらいに。 名の由来、芙蓉は大きな花の意。古くは蓮の名とされてい…
去年秋に採種。 階段の手すりにフウセンカズラと絡ませた。 ホソナガカンバス花壇にも。 急な酷暑のせいか、花ちっちゃ・・。 (丸葉縷紅草)ヒルガオ科サツマイモ属。一年草. 原産、北アメリカ。江戸時代末期に渡来。 花期、7~10月。 花径、1.5cmくら…
植物たちへの感謝をことばにする、 できるだけうつくしいことばで。 きれいだけどつよすぎてかわいそう。 牡丹花甘木(牡丹臭木)シソ科(クマツヅラ科)クサギ属。 中国南部原産。 花序径約10cm。花期、7~9月。 樹高、2mくらいに。繁殖力強いため、鉢植…
梅雨寒明けていよいよの花盛り。 ホソナガカンバス花壇ではスイカズラの隣。 どちらもカンバスをはみ出す筆の勢い。 今年は出遅れたフウセンカズラも追いつきそう。 (鵯上戸)ナス科ナス属。つる性多年草。 原産地 日本、台湾、インドシナ。花期は5~10月(一…
いつもより早く、一輪咲きました。 4/25に一輪だけびっくり咲き。 今回とは別の鉢。 今年の異常な寒暖差に時計が迷っているのでしょう。 (現の証拠)フウロソウ科フウロソウ属。多年草。 分布:北海道から沖縄、 朝鮮半島、台湾。 開花時期:7~10月。花径1…
植物たちへの感謝をことばにする、 できるだけうつくしいことばで。 夏の森に咲く、うつくしく甘い香り。 花甘木(臭木)シソ科クサギ属。 原産、日本、東アジア。 花期、7~8月。花径、3cmくらい。 樹高、8mくらいに。パイオニア。 標準悪名の由来、葉…
元々の鉢にはいなくて、 どうやって?という離れたいくつかの鉢やらに芽生え、咲いた。 野の子を長く観察しているが、群生を造って、そこでは毎年咲く。 しかし、他のツユクサのように勢力を拡大するようすがみえない。 熱帯の子だからでしょうか。 今、ウ…
タデ種のうつくしさ。 野に咲くうつくしさ。 セミの歌が降る盛りの夏。 (大毛蓼)タデ科イヌタデ属。 中国原産。江戸時代に薬草として導入。 花径は1cm以下。 花期は8~10月。 草丈、2mくらいに。 名の由来、タデは、辛みが強く、口がただれるの説。 大毛…
梅雨寒の影響でしょうか、 ホソナガカンバス花壇で去年のタネがたくさん落ちてる筈なのに、 なかなか発芽しなかった。 階段の手すりにマルバルコウソウと絡ませようと思い、 別に蒔いて、ようやく咲き始めた。 2mくらいの、ヒカリと風の絵が描かれるはず♪ …