2017-01-01から1年間の記事一覧
みん花、4回目の大晦日。 ながくみじかいうつくしいじかん。 植物たちへの感謝をことばにする、 できるだけうつくしいことばで。 群生し咲く様子を、 夜空にまたたく星に例えたホシノヒトミ(星の瞳)。 この美しい花・実にふさわしい、 うつくしいなまえ、 …
ほぼ1年中咲いてる。 でも、庭でこの子が咲いてることを、 この家の住人は誰も気づいていない。 たまに訪れる僕だけ。 永久不変、大きな名をもつ、 うつくしい、ちいさな花。 (常盤爆)サギゴケ科(ゴマノハグサ科)サギゴケ属。 分布、日本、東、東南アジ…
陽気に誘われ、迷い咲でしょうか。 それとも、 目立ちたがりがライバルのいない隙に、と。 春になると、すさまじい勢いに。 食べた記憶ないけど、美味しいらしい♪ (矢筈豌豆)マメ科ソラマメ属。 カラスノエンドウ(烏野豌豆)とも。 ユーラシアに広く分布…
ソラにつづく入口のよう。 いつも、 ハグして、 あたたかいむねに、 ヒミツのお願い。 (落羽松)ヒノキ科(またはスギ科)ヌマスギ属。 北アメリカ原産。明治20~30年に、 初めて東京・新宿御苑に。 名の由来、秋に鳥の羽のように 落葉することから落羽…
春に咲く準備が始まっています。 でも、 咲いている子が! これまで幾度となくフシギナチカラを感じた場所。 (姫烏頭)キンポウゲ科ヒメウズ属。 分布、日本、東アジア。 多年草、花期は4~5月。 花径4~5mm。花弁に見えるのは顎片。 高さ20~35cm。 ウズは…
植物たちへの感謝をことばにする、 できるだけうつくしいことばで。 (早乙女葛)アカネ科。 原産地 日本、 東アジア。 普通の、日々の暮らしのなかで、 植物を表現する日本語として、 僕がこの花の名前に感じた違和感は、 ここみんなの花図鑑のみならず、 …
毎年咲く場所、のぞいたら、まさか!! 例年、早くても3月下旬に観察なのに。 僕に何かメッセージかしらね。 (蔦葉海蘭)オオバコ科ツタバウンラン属、 地中海沿岸地方原産。 大正年間に日本に。 花期は初夏から夏。花径1cmくらい。 名の由来、ツタバは葉…
花も葉も実もうつくしい。 でも、フユソライロに映えるピンクがいちばんすき。 (檀、真弓、檀弓)ニシキギ科ニシキギ属。 原産地、日本、東アジア。 花期5月~6月。 高さ3〜10m。 名の由来、木質に粘りがあり、 弓をつくったことから「真弓」。 2017/12/21…
今年は豊作です。 厚みのある、うつくしいみどりの葉。 散りゆくのも、輝き続けるのも、 それぞれの季節。 (柾、正木)ニシキギ科ニシキギ属。 原産地:日本 中国。 花期は6-7月。 果実は直径6〜8mm、11〜1月に熟し、4裂。 樹高2-6m。 名の由来、常緑、青い…
真冬の、最初の群生は毎年この子。 柔らかな葉、大きくて華やかな花。 まるで春の夢。 真冬の大気とのギャップがあまりにも大きい。 (大黄花片喰) カタバミ科 カタバミ属。 原産地、南アフリカ。明治時代に渡来。 草丈、15~30cm。花径、3~4cm。 花も葉も…
フユソラから降ってきたように咲いていました。 11月に採集した、ウチの子の親。 僕に、よろしくねって、 ごあいさつかしら。 (野朝顔)ヒルガオ科サツマイモ属。 原産地、熱帯~亜熱帯地域 。 花期6月下旬~11月。 秋が一番うつくしい。 多年草、10数mも…
僕の散策範囲では、毎年、一番早く咲く場所。 でもこんなに早く咲いたのは初めて。 まだ確認できたのは二株だけ。 12/10投稿したホシノヒトミもこの地域。 オオバコ科クワガタソウ属。 ヨーロッパ原産。 明治初期に長崎県で初めて確認。 草丈10-30cmほどの越…
うちの子がいちばん元気! 育て親ばか♪ 2016/10/1の採種から始まり、 二度目の越冬。 種は飛散し、すでに発芽も観られる。 フウロソウ科は、ウチの園にはたくさんいて、 他の子との区別がつきにくい。 花が咲くまでのお楽しみ♪ [現の証拠]フウロソウ科 フ…
長い花期。 冬の気温なのに全然変わらない!! ウチの子も成長こそしていないが、平気なカオ。 ツルソバカゼノコ。 (蔓蕎麦)タデ科タデ属。 日本、中国、マレーシア、インドに分布。 花びらに見えるのは萼。 花被片(かひへん)は長さ3~4ミリ。 花期、5月…
長年、室内だけで暮らしています。 パキラやフィカス・ウンベラータの鉢で。 30年モノの1mくらいになったサボテンや 40年モノのゴムの樹、ベンジャミン、アジアンタム・・。 7月、 僕の胸からソラに帰ったチークロ(ネコ♂20才シロクロ)が、 大好きだっ…
迷い咲、 ハジマリノハジマリ。 (梅)バラ科サクラ属。 中国原産。奈良時代(710年 – 794年)に渡来。 花期は、 1/ 下旬~ 4/上旬頃。 つわりのときに食べる風習から、 母の字が含まれるという説。 2017/12/13 撮影。 ツツジ 東京都江東区 (躑躅)ツツジ…
雪の風を受けてなお初夏のようにうつくしい。 (姫女菀)キク科ムカシヨモギ属。 北アメリカ原産。明治維新のころ渡来。 花期、6~10月。花径、2cmくらい。 驚異的な繁殖能力をもち、駆除は困難。 名の由来は、中国の「女苑」という花に似ているからと、 …
10月上旬に遭遇。 真夏以外ずっと咲いてる、かな。 原産、ホントは、宇宙の果て、だと思う。 (仏の座) シソ科オドリコソウ属。 原産地:ヨーロッパ。 花径:0.8~1.5cm 開花期:3~6月。 春の七草のホトケノザはタビラコ(田平子)のこと。 2017/12/6 撮影。…
真夏を休んで6月からずっと咲き続けています。 初夏まで、マタライネン。 Chicory。 キクニガナ(菊苦菜)キク科キクニガナ属。 原産はヨーロッパから中央アジア。 江戸末ごろに日本へ。 花径3cmくらい。開花期:7~9月。 2017/12/6撮影。 10/下旬。 9/中…
地植えはまだまだとても元気。 ウチの子は、咲き終わって冬支度。 (繁縷酸漿) ナス科ハコベホオズキ属。 南アメリカが原産。花径5、6ミリ。 葉がハコベに似ていることが名の由来。 明治時代の中期に小石川植物園へ輸入され、逸出。 花期は5~10月。 201…
1年中咲く。 ゼラニウムのよう。 うん、花がきれないよう、ウチにいたらいいなぁ♪ (這淡雪栴檀草)キク科 センダングサ属。 熱帯アメリカ原産。花期、1年中!! 沖縄では、一番目立つ花らしい。 名の由来、センダンは、僕も大好きな、 樹木のセンダンの葉に…
みん花、4年目になりました。 ながくみじかいうつくしいじかん。 植物たちへの感謝をことばにする、 できるだけうつくしいことばで。 群生し咲く様子を、 夜空にまたたく星に例えたホシノヒトミ(星の瞳)。 この美しい花・実にふさわしい、 うつくしいなま…
東京のうつくしいフユソライロ。 あたたかい胸。 (栴檀)ムクロジ目・センダン科。 日本(北限宮城県あたり)、アジア各地の熱帯・亜熱帯域に自生。 樹高は5-15 mほど、30mのものも。 花期5~6月。花径2cmくらい。 初夏を告げるすばらしい香り。 名の由…
やさしい東京の冬。 迷い咲。 時間を纏った、 うつくしいなまえ。 うつくしいにほんご。 (待宵草)アカバナ科マツヨイグサ属。 南アメリカ原産。1851年渡来。 花期、春〜夏。 花径、5~8cmくらい。夕方~夜に咲く。 高さ1mくらい。 名の由来、宵をまって…
親樹は、1973年から育て44年。 ウチの園では一番の古株。 東京北青山。 幼いころからぶれずにまっすぐの道。 30~40cmくらいのちいさな鉢が、 ずっと僕を見守っていた。 観るたびに思い出す、 輝く若さと、 今もずっと先に続くまっすぐな道。 クワ科イチジ…
冬枯れのベイジュとブラウンの中に シロとキイロがとても目立つ♪ 咲いてるだけじゃなくて、 全体にいきいきしてる。 最後の迷い咲かしらね・・。 マタライネン~。 シロバナシナガワハギ (白花品川萩)マメ科シナガワハギ属。 中央アジア〜ヨーロッパ原産。…
厳しい荒野がふるさと。 荒涼とした大地に咲く様子を想像するのは難しい。 強くてうつくしい。 晩秋と初夏をつなぐ花。 (蛇の目エリカ)ツツジ科エリカ属。 南アフリカ原産。大正時代に渡来。 花期は11月〜4月頃。花径4mmくらい。 高さ2mくらい。元来、荒…
やさしい東京の冬。 まだ咲いています。 でも、 次の寒波まででしょうか・・。 マタライネン。 (花八重葎)アカネ科ハナヤエムグラ属。 ヨーロッパ原産。 花径約5mm。花期は5〜9月。 葎の意味は、広い範囲にわたって生い茂る雑草や茂み。 2017/11/28 撮影。…
うつくしく、やさしい印象の葉なのに常緑。 ウチにいたら、イタリアンパセリと間違いそう(笑)。 花期は春から初夏と解説されているけど、 年中咲いているのでは。 [紫華鬘]ケマンソウ科 キケマン属。 原産地:日本、中国、台湾。 花期:4~6月。 常緑、有毒…
驚くほど元気な株に逢いました。 花と二色の実、みっつの時間。 アスファルト脇植物園にもよく咲いていますが、 もうすっかり店じまい。 イヌは、 似て非なる、の非(イナ)からの説がうれしい。 うん、うつくしいなまえ、 うつくしいにほんご。 (犬酸漿)…