2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧
おおかぜこない、 迷い咲き。 (犬黄楊)モチノキ科モチノキ属。常緑。 原産、日本。全土の山野に分布。 花期、5~7月。花径、5mmくらい。 雌雄異株。樹高、10m以上に。 ツゲはツゲ科ツゲ属で仲間ではない。 「ツゲ」の語源には、葉が次々と出てくること…
潮風が遊ぶ森。 バラ科らしく、ローズヒップのような実が色づいてきました。 美味しそうなんだけど、試食は未経験(笑)。 ここでは、野生の樹が少ない。 同じ海岸環境を好むのに、トベラ(トベラ科トベラ属)はすごい繁殖してる。 鳥の好み、とか・・。 (車…
潮風が遊ぶ森。 環境がマッチしているのでしょう、 野生のナワシログミの圧倒されるほどのようす。 (苗代茱萸)グミ科グミ属。常緑。 日本(関東以西の海岸地域)、中国に分布。 花期は10~11月。強い香り。 花びらはなく、ガク筒(がくとう)、6mm前後…
理由は不明だが、 近年、この森縁で何か所かおおきな群生が育ってる。 あと数年このまま育ってくれたらと期待♪ (枸杞)ナス科クコ属。 原産、東アジア(中国~日本)。 花径、1cmくらい。花期、8~10月。 樹高、1.5mくらいに。 1.5cmくらいの果実はク…
フシギウツクシイ、 森の海を漂うクラゲが実りました。 遠い夏の、母の記憶。 (黄烏瓜)ウリ科カラスウリ属。 日本原産。全国に分布。 花期、6~9月。日没から翌日午後まで咲く。 花径、5~10cm。 雌雄異株。 夏の若い芽、秋に熟す実は食用に。 塊根を天…
ヌルデの、花の森を知っている。 おおかぜが来ない秋、 実が、葉が、 うつくしく咲くでしょう。 (白膠木 )ウルシ科ウルシ属。 全国、平地から低産地に分布。 花期、8~9月ころ。花径2mmくらい。花序30cmくらいに。 雌雄別株。樹高、5mくらいに。 紅…
2~3mmのみかん。 草の森の妖精のデザート。 (小蜜柑草)コミカンソウ科コミカンソウ属。1年草。 日本(関東以西›、東、南アジアに分布。 花期、7~10月ころ。花径、1mmくらい。 雌雄同株。小枝下部に雌花が、枝先に雄花が咲く。 実、2~3mmくらい。…
南関東では真冬に開花するコゴメホシノヒトミ。 例年同様、一斉に発芽。 一緒に育てて分かった、 ホシノヒトミ仲間でいちばんつよい。 うつくしいなまえ、 うつくしいにほんご。 植物たちへの感謝をことばにする、 できるだけうつくしいことばで。 ゴマノハ…
あおい船。 ヒカリもれ降る森の海。 (青葛藤)ツヅラフジ科アオツヅラフジ属。 日本各地から東アジアに分布。 花期は7~8月。花径3mmくらい。 雌雄別株。果実は有毒。 名の由来、青はツルの色、葛は籠などの材料の意。 藤はマメ科だが、つる性植物の総称…
草の森に、手の入った盆栽が紛れ込んだようなうつくしいスガタ。 ただ、風に吹かれて、 ヒトの役に立ったりしない。 ウチにもどこからか飛来して住み着いている。 (桑草)クワ科クワクサ属、1年草。 在来種、本州以西に。東・東南アジアに分布。 花期、9~…
つよくてきれいな子。 野生と、甘すぎない華あって、 僕の好きが全部ある。 さきちゃん元気~♪ (爆蘭)スベリヒユ科 ハゼラン属。 南米原産。明治に日本へ。 別名、サンジカ(三時花)、ハナビグサ(花火草)。 花径、3mmくらい。花期、7月~10月くらい…
ツルドクダミの花の森を知っている。 (蔓蕺、蔓蕺菜)タデ科タデ属。多年草。 原産、中国。 江戸時代に薬草として渡来、栽培され、野生化。 本州以南に分布。 花期、8~10月。花径、2mmくらい。 雌雄異花同株。 3~4mくらいに。 1kg以上になる塊根は漢方…
花期は真冬まで。 胸の奥でいつまでも冷めない恋の花。 (蔓蕎麦)タデ科タデ属。多年草。 日本(関東南部以西の海岸近く)、中国、マレーシア、インドに分布。 花びらに見えるのは萼。 花被片(かひへん)は長さ3~4ミリ。 花期、8月~1月ごろ(一般的には5…
フェイジョア同様、アキグミも不作。 実りを観るのはあきらめていたけど、 僕を呼ぶ声が。 初夏にまたたくさんの花が観られますように。 昨年の直撃台風のダメージは、この森にも影を落とした。 枝が折れ、根が揺さぶられた影響が残ったのだろうか。 (秋茱…
今年は不作。 昨年が豊作だったから極端。 鳥等に食べられた形跡をこれまで見たことないから、 今年も落果拾えるかなぁ。 (Feijoa)フトモモ科フェイジョア属。常緑。 ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル南部原産。熱帯果樹。 別名、パイナップルグアバ。グ…
やわらかな秋色のヒカリに咲く、 鮮やかな赤い実。 (権瑞)ミツバウツギ科ゴンズイ属。 日本(関東以西)、東アジアに分布。 花期は5~6月。花径、4mmくらい。20cmくらいの円錐花序。 果実、9~11月に赤く熟す。 樹高、10mくらいに。 名の由来、材料と…
2017/12に造った自宅・ホソナガカンバス植物園。 いろいろ制約あって(笑)、 巾23cm、高さ1mのフェンス、長さ6mというスペース。 有効利用するため、ツヨスギテキレイな蔓系種を中心とするコンセプト。 カンバスに描くように育てたいと。 この一角はノア…
時空を超える赤い船。 ヨーロッパでは古来より特別な花。 きまぐれに咲きたい時に咲いてるみたい。 季節を行き来できる花時計を持ってるよう。 (赤花瑠璃繁縷)サクラソウ科ルリハコベ属。1年草。 ヨーロッパ原産。戦後に確認。本州以西の海岸地域に分布。…
ただ、風に吹かれて、 ヒトの役に立ったりなんてしない。 (風草)イネ科カゼクサ属(スズメガヤ属)。多年草。 日本全土、東アジア、チベット、ヒマラヤ地方に分布。 花期、8-9月。 草丈、90cmくらいに。 そっくりなニワホコリ(庭埃)カゼクサ属は、草…
野生と華を併せ持つ、 白い花びらに真っ赤なシベがチャーミング。 ウチのはまだ開花していない。 カシミールの高地地帯がふるさと。 乾燥に弱く、鉢ということもあってか、 8月の酷暑にうまく対応できなかったかも。 (赤地利蕎麦)タデ科ソバ属。 多年草。…
ふるさとの遠い記憶。 呼ばふ草。 幼馴染にときめいて。 可憐で清楚なうつくしさは何度観てもドキドキする。 (疣草)ツユクサ科イボクサ属。一年草。 日本全土、および中国、朝鮮、北アメリカ東部に分布。 湿性〜抽水植物。 花期は8〜10月。花径8~10mm…
ヒカリの銀、カオリの金。 ヒカリから生まれたカオリの金。 ヒカリもれふる仄暗い森の赤いうさぎ。 (金木犀)モクセイ科モクセイ属。 ウスギモクセイやギンモクセイの変種の説。 中国南部原産。江戸時代に渡来。 花径5mmほど。花期9月中旬~10月下旬。 …
ヒカリの銀、カオリの金。 ヒカリもれふる仄暗い森。 (銀木犀)モクセイ科 モクセイ属。 原産地は中国。寛永年間(17世紀)に渡来。 花期は、9月下旬~10月中旬。 花径5mmほど。 樹高、10mくらいに。 日本三大庭木のひとつ(モチノキ、モッコクと)…
ヒカリがもれふる仄暗い森。 ヒトが観ることのできない凛としたうつくしいスガタ。 ヒトの役に立ったりしない。 (縮み笹)イネ科チヂミザサ属。多年草。 日本全土、旧大陸の温帯、熱帯に分布。 林縁、林内環境で群生。 花期、8~10月ころ。 草丈、30cmく…
過酷な都市の環境、草刈り機にあっても平気で、 ヤマトシジミを育てるちいさな草原を造る。 (酢漿草、片喰)カタバミ科カタバミ属。多年草。 世界中の温帯地方から熱帯地方に分布。 学名Oxalis(オキザリス)は、ギリシャ語「oxys(酸っぱい)」が語源。 …
しあわせな、深い眠り。 うつくしいなまえ。 おおかぜがこわいねとタイサンボクの声が。 (合歓木・ゴウカンボク) マメ科ネムノキ属。 原産地、日本、南アジア 。 花期、6~8月。花序径、5cmくらい。 樹高、10mくらいに。 名の由来、夜に葉を合わせて 眠…
地中海沿岸の花の森。 自宅からすぐ近くに。 歩くことがめったにない場所だから気づかなかった。 ハゼランと群生。 意図的に植栽されたようすなく、もしかしてウチから? 南関東での花期は、真夏以外としました。 (蔦葉海蘭)オオバコ科(ゴマノハグサ科)…
ヌルデの、花の森を知っている。 (白膠木 )ウルシ科ウルシ属。 全国、平地から低産地に分布。 花期、8~9月ころ。花径2mmくらい。花序30cmくらいに。 雌雄別株。樹高、5mくらいに。 紅葉樹の代表のひとつ。 果実、葉は薬用。 果実はロウの原料にも。…
ここではいくつかの群生が観られるが、 今年は昆虫でしょうか葉が酷い状態で花がみつからない。 あきらめかけたら、これまで気づかなかったとこに咲いていた。 幹が太く、かなり以前からここにあったようなのにどうしてなんだろう。 長年、数えきれないくら…
エノコログサやメヒシバ、マルバツユクサが群生する、 草の海にソラから降る赤い船。 (彼岸花)、ヒガンバナ科ヒガンバナ属。多年草。 中国原産。史前帰化植物。 全国に分布。 別名、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)は、天上の花の意。 めでたい兆しに、天から…