2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧
水引 うつくしいことば とくにめでたくもなく ならんだつばさに風をはらみ ただ、ゆれている どこからともなくやってきて、 あちこち侵入。 決まった鉢はなく、 ドウモウな繁殖力というほどでもないが、 過酷な環境に耐えて、 毎年咲いている。 (水引)タ…
草の森を照らす 白いベルが 答えはヒカリの中にと (繁縷酸漿) ナス科ハコベホオズキ属。多年草。 南アメリカが原産。花径5、6ミリ。 明治時代の中期に小石川植物園へ輸入され、逸出。 関東以西で野生化。 花期は5~12月(一般的には5~10月)。 蔓性で…
憧れの 西インド諸島。 バハマは訪れたけど、 シーアイランドコットンや、 ゼフィランサスを観ることは叶わなかった。 夢の中では何度も出てくるのに。 10数年くらい前、 ショカ園にどこからともなく飛来して、 以来ずっと繁殖している。 ドウモウキレイで…
汐風につつんで ひかりの花束を君に (枸杞)ナス科クコ属。 原産、東アジア(中国~日本)。 全国の平地の森林縁等に生育。 花径、1cmくらい。花期、7~11月。 樹高、1~2mくらいに。 翌年の花期に熟す1.5cmくらいの果実は「枸杞子(クコシ)」と呼ば…
遠いクニ 真っ赤な太陽 ヒルガオ科らしいカタチは日本人好み。 でも、鮮やかでインパクトある色合いは、 遠いクニからやってきたことを主張している。 一度種を結んで、自然散布された以降は、 毎年あちこちで発芽するように。 ふるさと新潟で観たことはは…
遠いそらのような ウスフタアイ いつつ咲いたら オワリのオワリ (薄色露草)ツユクサ科ツユクサ属。1年草。 原産地日本、東アジア。 伝統色名としての<薄色>は、 紫の薄い色や薄二藍(ふたあい・薄い青紫)を指す。 水色から薄紫の花色をウスイロツユク…
待ちわびて 待ちわびて 咲きました うつろうすてき 花を育てるステキ 花を育てるヒトで良かった 日本全土に咲き、日本三大薬草のひとつというのに、 ふるさと新潟での記憶が全くない。 これだけ華のある、小さくない花なら、 見えていないほうがフシギ。 育…
ソラをゆく船 実が咲きました 花も実も葉も あおよりあおい 幹もうつくしい 旅立ちのしたく (青桐、梧桐)アオイ科アオギリ属。 中国南部~東南アジア原産。奈良時代に渡来。 伊豆半島以南で野生化。日本も原産地の説あり。 花期、6~7月。雌雄異花。 秋に…