2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧
遠い日、中国から徳川幕府に。 国が国に寄贈するのには特別な意味がそこにあるはず。 昨日投稿のフウも徳川によって持ち込まれたとあるが、さて・・。 東京だけで、4万数百本が植樹されている。 これは4番目に多く、全国植樹ランキングでは第5位。 (唐楓)…
古代日本にあったフウは何故滅びたのだろう。 木に風でフウ。 風だけが知っている。 (楓)フウ科フウ属。 台湾、中国南部原産。江戸時代中期に渡来。 しかし、古代日本には存在していたことが分かっている。 高貴な樹として徳川家によって持ち込まれ、江戸…
海の向こう、 はるか遠いふるさとに、マタライネン。 (泰山木、大山木)モクレン科モクレン属。 北米中南部原産。 花期、5~7月。花径、20cmくらいに。 樹高、20m以上に。 タイサンボクはアメリカ合衆国南部を象徴する花木。 ミシシッピ州は、タイサン…
時空を超える赤い船。 ヨーロッパでは古来より特別な花。 季節を行き来できる花時計を持ってるよう。 来年用に種蒔き。 以前秋に、偶然室内で発芽を見つけて育てたことがあって。 春蒔きもやります。 屋外に育って膨大なタネが蒔かれているが、 鉢に侵入し…
葉の海を渡る、 フシギウツクシイ花。 宇宙の果てから。 真冬に咲き続ける。 温暖な地中海沿岸地方から来たとは思えないほどつよい。 ゲンノショウコが侵入♪ (蔦葉海蘭)オオバコ科(ゴマノハグサ科)ツタバウンラン属。 地中海沿岸地方原産。つる性多年草…
ホソナガカンバス植物園や1cm巾側溝脇植物園ではすっかり咲き終わり。 でも、クリスマスが過ぎても鉢だけがずっと咲き続けている。 常緑♪のデコラゴムノキに守られて、 風が遊ばない場所とはいえ、鉢は冷える。 今年の冬は例年以上に元気。 (現の証拠)フ…
真冬に咲くバラ。 思い出のクリスマス。 マゴたちへのクリスマスプレゼントはずっと本です。 本を取り出すと、 バラの花びらが現れて、 毎年のことだから分かっていても、きっとキュンとするはず♪ 生涯忘れない記憶になるはず♪ たくさんのうれしいがつまっ…
真冬の、 精霊のドレス。 甘くうつくしいかおり。 どこかせつなく懐かしい。 (蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅)ロウバイ科ロウバイ属。 中国原産、江戸時代に渡来。 ロウバイの基本種。 花期、12~2月。花径、2cmくらい。甘い香り。 樹高、4mくらいに。 名の由…
暮れていく、 甘い大気の深い森。 イノチ育む森。 マタライネン。 (藤袴)キク科ヒヨドリバナ属。 原産地 日本、中国~朝鮮半島。 花径5mmくらい。花期8月~10月。 草丈60~120cm くらい。 秋の七草。絶滅危惧種。 よく観られるのは、茎の赤味が強い、サ…
甘い大気の深い森。 何度も訪れているのに、 何度もこの前を歩いているのに、 今回初めて気づいたシロダモ。 赤い実を、別の種と勘違いしてて、 普段なら撮らないはずが、 僕を呼ぶ声が。 ところが・・・、 全然同定できない! 最後の手段、年度か交流して…
甘い大気の深い森。 豊かなイノチの森。 ひかりをたたんで、マタライネン。 (秋唐松、秋落葉松)キンポウゲ科カラマツソウ属、多年草。 別名タカトグサ(高遠草)。 日本全国、東アジアに分布。 花期、7~10月。草丈、150cmくらいに。 薬草。 名の由来、…
甘い大気の深い森。 メダカが遊ぶ湧き水のゆるやかな流れ、 朽ちた樹などに自然が造る世界。 盆栽の起源のよう。 (いろは紅葉)ムクロジ科カエデ属。 イロハカエデ(いろは楓)とも。 原産・分布、日本(北海道南部以西)、東アジア。 花期、4~5月。花径5…
甘い大気の深い森。 ヒカリを散りばめたように、 森や湿地の縁に沿って、群生。 (紫式部)シソ科(クマツヅラ科)ムラサキシキブ属。 日本、朝鮮半島と台湾に分布。 山野の林に生育。 花期は6〜8月。高さ3mくらい。 名の由来、紫の実が敷きつめられた「紫…
甘い大気の深い森。 広大な湿地の草の海を、 ふるさとのようすをしらせるようになでていく、 雪の風に乗って渡るよう。 (葦芦、蘆、葭)イネ科ヨシ属。多年草。 平安時代まではアシの呼称が一般的で、 以降、悪しを連想する名から変更された説。 しかし、…
ふりそそぐ初夏の記憶。 つよくてきれい。 繁殖力半端なく(こういう種がウチにはたくさん・笑)、 あちこちの鉢やプランターに飛び込んでる。 (姫亜麻)アマ科 アマ属。 原産地、地中海沿岸、西ヨーロッパ、イギリス、アイルランド。 繊維製品のリネン(…
10数年前飛来して、室内だけで暮らしています。 聖地、南アフリカから来た、 ハウォルチア・レインワルディ・カルウィニィに飛び込んで咲きました。 2年目、かな。 他、パキラやフィカス・ウンベラータの鉢でも。 30年モノの1mくらいになったサボテンや 4…
新潟の実家、道を挟んだ正面にクスノキがそびえていた。 寺の参道につづく場所で、幼いころからトクベツな樹だと感じていた。 高所は苦手だったのに、よく登ってはソラや遠くを眺めるのがお気に入りで、 いまだに樹にハグするのは、この遠い記憶があるから…
最後まで、ずっときれいでありがとう。 マタライネン。 ショカ園では、 仲間四つのうちメガネがいちばんつよい。 マルバは一定の条件満たすと爆発的に繁殖。 ツユクサは押されている。 でも、野で観る機会は少ないのがフシギ。 (眼鏡露草)ツユクサ科ツユ…
凛として、愛らしくて、 つよくてきれい。 知性さえ感じてしまうほど。 ほぼ1年中咲いてる。 (源平小菊)キク科ムカシヨモギ属。常緑多年草。 原産地は北アメリカ。明治末期または、戦後1949年ころに渡来の説。 関東以西に野生化。 花径2cmくらい。草丈…
いつもの森を出て、帰り道。 ふと呼ぶ声にみると、 なんとアオツヅラフジ!! 何故かこれまで気づいていなかった。 もれふるひかりの森で観察していたから、 終日陽の当たる都会のフェンスで大繁殖してるスガタが、 あまりにも違和感あって・・。 サオトメ…
春から初冬までずっと咲き続ける。 アベリアとともに、ヒトのすぐ近くで、 溶け込み、暮らしをずっと観ている。 もはや日本の原風景。 abeedolia 'Edward Goucher'スイカズラ科ツクバネウツギ属。 シナツクバネウツギ(日本、東アジア原産)とユニフローラ…
冬待つうつくしいスガタ。 あたたかい胸が森を抱きしめて。 (紅葉葉楓)フウ科フウ属。 北アメリカ中南部・中央アメリカ原産。 別名、アメリカフウ。 大正時代に渡来。 花期、4月ころ。雌雄同株、雌雄別花。樹高、40mにも。 種子を飛ばして空っぽになって…
さあ、 さくら。 初夏までつづく、 ハジマリノハジマリ。 (子福桜)バラ科サクラ属。 原産地、日本。 コヒガン(小彼岸)あるいは十月桜と シナミザクラ(支那実桜、別名カラミザクラ・唐実桜)の交配の説。 花期は、秋から冬と春の年二回。 花径2~3cm。 …
ソラをゆく船のいなくなった港。 マタライネン。 (青桐、梧桐)アオイ科アオギリ属。 中国南部~東南アジア原産。奈良時代に渡来。 伊豆半島以南で野生化。日本も原産地の説あり。 花期、6~7月。雌雄異花。 秋に実が熟す。生薬に。食べられる。風散布植物…
ちいさな紅い森をさがすと、 マタライネンの迷い咲き。 春のなごり雪咲きとは違う子のよう。 (雪柳)バラ科、シモツケ属。 原産地、日本、東アジア。 花期は、2~4月(一般的には3~4月)。 花径、6~8mmくらい。樹高、2mくらいに。 名の由来、柳に似た…
花も葉も実もうつくしい。 植物たちへの感謝をことばにする、 できるだけうつくしいことばで。 うつくしいにほんごで。 標準悪名 屁 糞 葛(ヘクソカズラ)。 宇宙の果てに捨ててきたい。 (早乙女葛)アカネ科ヤイトバナ属。 原産地 日本、東アジア。 花冠…
ソラからもらったうつくしいなまえ。 ノアサガオとともに、 のこり夏の夢のように、 10月ころがいちばんうつくしいが、 暖かい今年、名残咲きはいつまでつづくのでしょう。 (空色朝顔)ヒルガオ科サツマイモ属。 原産地、熱帯アメリカ。 別名、アメリカソ…
冬のハジマリのベル。 真冬まで咲き残る。 (繁縷酸漿) ナス科ハコベホオズキ属。多年草。 南アメリカが原産。花径5、6ミリ。 花期は5~12月(一般的には5~10月)。 蔓性で数mにもなる。 葉がハコベに似ていることが名の由来。 明治時代の中期に小石川…
海の向こう、遥か1万km先のメキシコからやってきて、 道路の脇とか、過酷な環境でも繁殖してるのが観られる。 ここは都立の森の外周道路、植え込みのツツジに入り込んで、 恰も意図したように整って。 定期剪定の際にどうするんかしらね。 共存できるよう…
凛として、迷わず、 花も葉も実もうつくしく。 あちこちの鉢や1cm巾側溝脇植物園にも飛び込んで生育。 シロバナユウゲショウの鉢で発芽してる。 熱帯種にありがち。気温に反応、気持ちはトコナツ。 (阿弗利加風蝶草)フウチョウソウ科クレオメ属。 熱帯アフリ…