東京都江東区都立の森
大地に、 コゴメホシノヒトミの群生。 ソラには、 満天のギンヨウアカシア。 早春の白昼夢。 ヴェロニカ シムバラリア(コゴメホシノヒトミ) オオバコ科(ゴマノハグサ科)クワガタソウ属。越年草。 (銀葉アカシアAcacia)マメ科アカシア属。常緑。 オー…
つめたい魔法が融けて、 ほどけていく早春。 (秋茱萸)グミ科グミ属。 日本(道央以南)、東アジアに分布。 花期、4~6月。9~11月に実が熟す。食用。 雌雄同株。高さ2~5m。 名の由来、グイ(棘)のある木の実から、他。 細長く、夏に結実するのは、ナツ…
この子が咲くと、 早春が開いたフシギな野にいるよう。 原産、ホントは、宇宙の果て、だと思う。 (仏の座) シソ科オドリコソウ属。越年生。 別名、段々な茎から、サンガイグサ(三階草)。 アジア、ヨーロッパ、北アフリカに分布。 日本では、本州以西。 花…
秋に拾ってきた実。 ずっとテーブルに置いて、追熟。仄かな香りを楽しんだ。 輪切りにして、乾燥。 リンゴやみかんの皮、バラの花びら等をブレンドしたら 複雑な香りに( ´∀` ) 枕元に置けばすてきな夢に落ちます。 ショカを抱きしめる魔法の呪文。 風呂に…
遠い国からやってきて、 東京の森を熱帯に変える。 今年も食べました♪ 追熟し過ぎた・・・。 (Feijoa)フトモモ科フェイジョア属。常緑。 ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル南部原産。熱帯果樹。 別名、パイナップルグアバ。グアバは、フトモモ科バンジロ…
赤い秋のスイッチが入って、 王様の実が咲きました。 (木斛) ツバキ科モッコク属。 原産地:日本(関東以西太平洋側)、中国、東南アジア。 花径、1~1.5cmくらい。 花期6~7月。うつくしい香り。 実は10月に熟す。樹高、6~15mに。 古くより、うつくしい…
春の花期には、 羽を休めるちいさなヒカリの群れ。 実がもれふる赤い秋。 実食。 追熟し、乾燥すると果肉感薄いけど、 甘酸っぱい、秋の味♪ 強壮♪ 必要ないけど( ´艸`) (山茱萸)ミズキ科ミズキ属。 別名、ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミ。 原産、…
夏と一緒にソラから降りてきて、 まよい花はのこり夏のかけらあつめてソラに帰る。 (亜米利加梯梧)マメ科デイゴ属。 南アメリカ原産。 江戸時代末期に渡来。 花期、6~9月ころ。花径、5~8cmくらい。 樹高、7mくらいに。 アルゼンチンとウルグアイの国…
花も葉も実も、 ソラからふりそそぐように咲く。 (秋茱萸)グミ科グミ属。 日本(道央以南)、東アジアに分布。 花期、4~6月。9~11月に実が熟す。食用。 雌雄同株。高さ2~5m。 名の由来、グイ(棘)のある木の実から、他。 細長く、夏に結実するのは、…
宇宙の果てで出逢うフシギウツクシイ星。 南関東ではレアと思われるが、 東京の気候で何年も観察できている。 このようすなら、いずれ他の仲間のように普通に見るようになりそう。 (島錦草)トウダイグサ科 ニシキソウ属。 熱帯アメリカやインド原産の説。…
僅か2~3mmのみかん。 ひかり遊ぶ草の森に住む妖精のデザート。 (小蜜柑草)コミカンソウ科コミカンソウ属。1年草。 日本(関東以西›、東、南アジアに分布。 花期、7~10月ころ。花径、1mmくらい。 雌雄同株。小枝下部に雌花が、枝先に雄花が咲く。 実…
ソラをゆく船。 おおかぜ来なくて、早いきたかぜに乗る。 (青桐、梧桐)アオイ科アオギリ属。 中国南部~東南アジア原産。奈良時代に渡来。 伊豆半島以南で野生化。日本も原産地の説あり。 花期、6~7月。雌雄異花。 秋に実が熟す。生薬に。食べられる。風…
ソラが遠くなって、 ハジマリのさくら。 (子福桜)バラ科サクラ属。 原産地、日本。 コヒガン(小彼岸)あるいは十月桜と シナミザクラ(支那実桜、別名カラミザクラ・唐実桜)の交配の説。 花期は、秋から冬と春の年二回。 花径2~3cm。 名の由来、1つの…
実がこぼれると、 夏のオワリを知らせるガクが咲く。 マタライネン。 この実をヒトが食べられたならいいのにといつも思う。 (洋種山牛蒡)ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属。多年草。 北アメリカ原産。明治時代初期に確認。 花径、5mmくらい。花期、6~9月くら…
聖なる草花。 草の海を夏風に乗って渡るよう。 (熊葛)クマツヅラ科クマツヅラ属。 日本、ヨ-ロッパ、アジアにも広く分布。 花径4mmくらい。花期、6~9月。 草丈、80cmくらいに。 薬草。 古代ローマでは聖なる草、魔除けの草とされた。 名の由来、米…
実が咲きました。 遠い国からやってきて、 東京の森を熱帯に変える。 妖しいオーラ放つ花が終わると、 神社にあったなら、まるでマサキのように気配を消す。 結実も、そう。 落果し、追熟しても青い。 (Feijoa)フトモモ科フェイジョア属。常緑。 ウルグア…
うつくしいレースの中心に、 とてもちいさく、 フシギウツクシイ、ダークパープルの花。 全ての花序にはなく、これまで観察する限り20%くらいに。 全てのことに意味があるはず。 シルシ。 ソラに向かうシルシ。 ソラから降りてくるシルシ。 受粉のため昆虫…
なつそらに、 あおよりあおく。 (青桐、梧桐)アオイ科アオギリ属。 中国南部~東南アジア原産。奈良時代に渡来。 伊豆半島以南で野生化。日本も原産地の説あり。 花期、6~7月。雌雄異花。 秋に実が熟す。生薬に。食べられる。風散布植物。 樹高、20mく…
2021年、東京の夏の空は、 かがやくようにうつくしい。 1964年、10才の少年は、 ガイコクのように遠い 東京の青い空をソウゾウしてワクワクしてた。 8年後に、ひきよせられるように代々木競技場と国立競技場の中間に暮らし始めて、 見上げた空はハイイロだ…
可憐な印象だけど、 ドウモウアイラシイ。 グランドカヴァーでも人気のよう。 ウチのホソナガカンバス植物園にとずっと迷ってる。 (玉咲草藤)マメ科タマザキクサフジ属。蔓性多年草。 原産地ヨーロッパ。別名、クラウンベッチCrown Vetch。 肥料や牧草と…
タデ種のうつくしさ。 野に咲くうつくしさ。 セミの歌が降る盛りの夏。 (大毛蓼)タデ科イヌタデ属。1年草。 中国原産。江戸時代に薬草として導入。 花径は1cm以下。 花期は8~10月。 草丈、2mくらいに。 名の由来、タデは、辛みが強く、口がただれるの説…
はるか遠いいつか、 ヒトの痕跡などあっという間に覆いつくし、 氷と緑の地球に変えてしまうでしょう。 (藪枯らし)ブドウ科ヤブガラシ属。 つる性多年草。3mくらいに。 原産地、日本、東アジア、インド、マレーシア。 花期、6~8月。花径、5mmくらい。…
実りの夏。 真冬に、さきがけて咲き、 夏には実りを迎える。 遠い、南の大陸から来た、 うつくしくて、はやい船。 (銀葉アカシアAcacia)マメ科アカシア属。常緑。 オーストラリア原産。明治末期に渡来。 別名「ミモザアカシア」や「ミモザ」。 花期2月~4…
春の花期には、 羽を休めるちいさなヒカリの群れ。 あんなにもたくさんの花なのに、 毎年、実は少ない。 試食したことなくて。 トリ? ヒト? (山茱萸)ミズキ科ミズキ属。 別名、ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミ。 原産、中国から朝鮮半島。 18世紀…
古のヒトは、このようすを見上げて、 こころ躍ったことでしょう。 愛らしいハートマークの実が生る樹。 ハートの起源は心臓とかいくつかの説があるが、 現代においては男女の愛情や恋ごころでしょうか。 古代から飢饉の食糧でもあったなら、 イノチを表すマ…
子の健康を願う、 うつくしいなまえ。 うつくしいにほんご。 (無患子)ムクロジ科ムクロジ属。 南アジア、東南アジア、東アジアの熱帯から亜熱帯域に分布。 日本では、新潟、東関東以西に。 果皮はサポニンを含み、石鹸代わりになる。 花径、5mm。5~6月…
ホントウは、 何かが、 ここを登ってソラに行きます。 (捩花)ラン科ネジバナ属。 原産、日本、温帯・熱帯アジア他。 花期、5~9月。 草丈、40cmくらいに。 名の由来、ねじれた花序。 右巻きと左巻きが同じくらいあり、花序がねじれないものや、 途中で…
野の草の森で、 キキョウソウが咲きあがると雨のそらに。 (桔梗草)キキョウ科キキョウソウ属。 原産地は北アメリカ。 花径、1~2cm。花期、5~6月。 下から上へと咲き上がる。 草丈、30~40cmくらい。で 明治中ごろから関東以西で野生化。 アーカイ…
同じ南米原産のフェイジョアを追うように、 夏と一緒に降りてくる。 フェイジョアと。 (亜米利加梯梧)マメ科デイゴ属。 南アメリカ原産。 江戸時代末期に渡来。 花期、6~9月ころ。花径、5~8cmくらい。 樹高、7mくらいに。 アルゼンチンとウルグアイ…
遠い国からやってきて、 東京の森を熱帯に変える。 花びらは、仄かに甘く、やさしく上品な味。 スイーツでも料理に添えても華やか♪ 向こうに咲くのは、森を熱帯に変えるともだち。 アメリカデイゴ。 (Feijoa)フトモモ科フェイジョア属。常緑。 ウルグアイ…